TONEPAD02 |
Gran Mango |
マニアが多いトランジスタ4石増幅のディスト−ション。
ファズとディスト−ションの中間くらいで、ワンアンドオンリ−かも。
定数を変えることで、3種類のバ−ジョンを選べます。
トランジスタはロシアの石を使用してみました。通常使用される
タイプよりもゲインが低めのものを選んでみました。
〜製作上の注意〜
特に注意する箇所はありません。
サイズが大きい部品を使用したので、ボックスはBBサイズを使用しましたが、
AA、Bサイズでも大丈夫なはずです。
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TONEPAD03 |
Blues Bkr |
072×1個のブ−スタ−です。よく英国の真空管アンプを歪ませたものと
して形容されることが多いですが、個人的には全くの別モノと思いますが、
とても使える1台になると思います。初心者にお薦めです。
〜製作上の注意〜
特に注意する箇所はありません。
Aサイズで組みましたが、自身がない方は、大きいサイズがベタ−です。 |
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TONEPAD04 |
CORRRRAL CHORUS |
コ−ラスの銘機だと思います。とても綺麗で、マイルド。
あまり過激ではないです。ジャズコ−ラス系と言えば良いと思います。
〜製作上の注意〜
部品点数は多いですが、特に製作に際し注意点はありません。
外観は和風に仕上げてみました。Bサイズケ−スがベスト。 |
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TONEPAD05 |
DISTO-UNO |
ディスト−ションです。まぎれもなく、メタル全盛時に聞いた歪みです。
少し音作りの幅が狭い感じが否めませんが、このてのジャンルにはハマります。
ICはSILタイプのTA7136Pと、DIPの072どちらも本基板で製作可能です。
〜製作上の注意〜
特に注意する箇所はありません。
Aサイズで製作しましたが、ぎちぎちです。基板を少し削る必要がありましたので、
自信がない方は、AAサイズがベタ−です。 |
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TONEPAD06
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RANGE MAISTRO |
難易度が低いので、初めて製作される方にお薦めです。
サンプルではCV7003(OC44)を使用し、Siemensの線材
とともにビビッドなカラ−サウンドになりました。
〜製作上の注意〜
シンプルですので、注意点はありません。ケ−スはAサイズでも余裕です。
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TONEPAD07 |
DOS OCHENTA COMPRESSOR |
VTL5C2を使用したオプティカルコンプです。
大変ナチュラルなかかり具合で、ノンジャンルで使用可。
初段までのカップリングと最終VOL前のカップリングは
音色のキャラつくりに選択要かも。
〜製作上の注意〜
特に難しいところはありませんが、VTL5C2を使用する場合は、プリント面が
下になるように取り付けてください。 |
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TONEPAD10 |
PELUSA FACE |
クラシカルなおなじみのファズです。なので、おなじみの抜け
の悪さです。(笑)ただ、これがこのファズです!
トランジスタはNKT275です。選択の余地はありません。(個人的に)
〜製作上の注意〜
特に注意点はありません。
ケ−スは100円均一で見つけたステンレスの器です。
分かりにくいですがラップ塗装で仕上げてみました。
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TONEPAD09 |
TRESCIENTOS UNO FLANGER
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フランジャ−です。18VDC駆動ですので、9V電池2個必要です。
フランジングということで、テ−プマシンのフランジングみたいになるかと
思いましたが、別モノです。揺れのかかりは最高で、特殊効果音的な
エフェクトとしても使用できます。
〜製作上の注意〜
部品点数が多く、配置が近接していますので、大きな部品は使用できません。
調整は、バイアスを6VDC近辺に設定してから、クロックランニングの設定をします。 |
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TONEPAD11 |
MAS DISTORTION |
とてもシンプル。初心者にお薦め。
この基板で2種類のモデルを作れますが、作ったのは"+"です。
2個のダイオ−ドで好きな歪みにしてください。これにはWestern Electric
の456Aダイオ−ドを使用しました。1N914Aなど系のダイオ−ドです。
LEDやゲルマ、なし、片方だけなど切り替え式にしても良いでしょう。
〜製作上の注意〜
注意点は特にありません。とても簡単です。
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TONEPAD12 |
AMPOTOR |
ブ−スタ−です。太い艶が加わりますので、直結派も試してみる価値は大。
個人的には一番好きかも。また、ベ−スやロ−ズピアノに使用しても良かった。
製作はとても簡単なので、初心者にお薦め◎
+も同一基板で作れるため、スイッチ切り替えにしておくのも良いでしょう。
〜製作上の注意〜
注意点は特にありません。とても簡単です。
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TONEPAD13 |
COMPAROUS |
コンプレッサ−です。オプティカルコンプほどざっくりとリミッティングできませんが、
とてもナチュラルなサステイン感はやはり銘器と言えるかもしれません。
ただ、サステインを伸ばそうとすると、少し歪む感があり、設定が難しい。
実は、ドラムマシンにも最高です。
〜製作上の注意〜
難しいところは特にありませんが、コンプの中では、部品点数が多いかも。
半固定抵抗の設定はシビアにした方が良いでしょう。2モデルの切り替えは、
4PDTスイッチをお使いください。 |
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TONEPAD14 |
A-GUA2 |
エンベロ−プフィルタ−です。あまり切れ込みの良いフィルタリングでは
ありませんが、この程度が良いのかなという気もします。過激なフィルタリング
を求める方には少し物足りないかもしれません。
TONEPADに載っているすべてのMODを加えてみました。
〜製作上の注意〜
特に難しいことはありませんが、CD4069は弊社でも販売しているFairlchildの
ものを使用してください。Texasのものだと動作しません。
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TONEPAD15 |
PEZ 45
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フェイザ−です。初めてフェイザ−を作るならばこれが簡単で良いです。
90よりもあっさりしていますが、バンドで使うならこちらかも。
〜製作上の注意〜
製作上の注意ですが、2N5952を使用する場合、TONEPADの実体配線図
に記載のFETの向きは逆ですので、逆向きにつけてください。
弊社でも販売しております2個マッチングされたFETをご使用ください。
また、トリマ−ポットはある程度大きな音を出して調整しましょう! |
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TONEPAD16 |
PEZ 90 |
フェイザ−です。当然ながら45よりも回転の効きが良いです。
おさえておきたいフェイザ−だと思います。
〜製作上の注意〜
製作上の注意ですが、2N5952を使用する場合、TONEPADの実体配線図
に記載のFETの向きは逆ですので、逆向きにつけてください。
弊社でも販売しております4個マッチングされたFETをご使用ください。
また、トリマ−ポットはある程度大きな音を出して調整しましょう!
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TONEPAD17 |
NARANJITO 2 |
IC 1個のとてもシンプルなコンプです。ナチュラルコンプ系。
増幅後に整流して、そのまま入力に戻す方式で、原始的。
ICは Raytheon RC4558Tを使用しました。メタルICは高域の
抜けが良くなる傾向があります。
〜製作上の注意〜
注意点は特にありません。Aサイズでも余裕に入ります。画像はレモンイエロ−
ボックスを使用しています。 |
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TONEPAD18 |
LA RATA |
図太い歪みが心地よいディスト−ションです。メタル系に人気の
あるモデルだとは思いますが、非常に使い勝手が良く、オ−ルラウンド
に使用できそうです。ケ−スはフレ−ク塗装をしたのですが、透明フィルム
のせいで格好良さ半減してしまいました。。。やっぱり手書きが良いですね。
〜製作上の注意〜
特に難しいところはありません。大きい部品を使用しましたので、BBサイズに
入れています。小さな部品ならばAAサイズでもOKです。 |
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TONEPAD20 |
REBOTE DELAY 2.5 |
ディレイです。ロ−ノイズで操作ポイントも良好です。バッファ−をかまして
卓に入れてみましたが、録音機材としても十分いけます。
ひとつ持っておいても損はないでしょう。
〜製作上の注意〜
特に難しい箇所はありませんが、基板上は密接していますので、大きな
部品を使用するのは難しいです。また、AAサイズボックスを使用しましたが、
ぎっちりなので、自信がない場合は、大きいケ−スを使用した方が良いです。。
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TONEPAD21 |
ROPEZ + EXTRA PHASE STAGES |
浮遊感漂うフェイザ−です。エクストラステ−ジ基板も使用して、8ステ−ジ
を製作してみました。うねうね感がたまりません。軽くかけても、90のうねりとは
一味違います。部品点数は多そうに見えますが、すっきりしていて割と簡単
かもしれません。ケ−スはサイケデリックに仕上げてみました。
サウンドにマッチしています!
〜製作上の注意〜
特に難しい箇所はありませんが、エクストラステ−ジをつけるときは、メイン
基板のXとYがつながっているパタ−ンを確実にカットしてください。 |
 
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TONEPAD23 |
SIN AMP 2.2 |
シュミレ−タ-です。シュミレ−タ−としては近年のデジタルモデリングの方が
良いと思いますので、いろいろな良質なブ−スタ−として考えた方が良い
かもしれません。マイキングは今ひとつだろうか。ベ−スのライン録りには◎
宅録には、重宝するかもしれません。
〜製作上の注意〜
スイッチが多く、部品点数も多いので、上級者向きです。
ただ、特に注意点はありません。画像はDサイズを使用しています。 |
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TONEPAD24 |
HELADITO-O2 |
かなりえぐいコ−ラスです。
個人的にはとても気に入った揺れモノで、ワンアンドオンリ−な気がします。
〜製作上の注意〜
部品点数は多めですが、製作の際の注意点は特にありません。
画像はBBサイズを使用しています。
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TONEPAD25 |
PIEDRITA |
個人的には一番好きなフェイズシフタ−です。
絶妙なうねり感で、RATEを速くしたときのピヨピヨサウンドが大好きです。
フェイザ−と言っても幅が広く、多用途に使用できるマストアイテムだと思います。
ICはいろいろと試してLM3080Nを選びました。
マ−ブリングがいたについてきた。。。気がする。
〜製作上の注意〜
部品点数は多めですが、製作の際の注意点は特にありません。
画像はBサイズを使用しています。
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TONEPAD26 |
TONE BENDER MK2 |
PELUSA FACEと並ぶ有名なFUZZです。
とても簡単なので、最初に作るFUZZとしてお薦めです。
〜製作上の注意〜
とても簡単です。製作の際の注意点は特にありません。
画像AABサイズを使用しています。
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TONEPAD27 |
TREMULUS LUNE |
トレモロです。5コントロ−ルはトレモロとしてはとても多いですが、十分に
その価値がありますが、コンビネ−ションをつかむのが難しい。
部品点数が少ないので、揺れモノに初めて着手する方にお薦め。
〜製作上の注意〜
製作に際し、注意することはVTL5C2の向きで、TONEPADの実体配線図は
分からない方にとっては間違えるかもしれません。VTL5C2を使用する場合
プリント面が下になるように取り付けてください。 |
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TONEPAD28 |
EL GRITON 2.2 |
超定番なオ−バ−ドライブです。
サンプルでは、クリッピングダイオ−ドをLED、ゲルマ、なし
の切り替え、そして2種類の出力抵抗の切り替えと定番なMODをしてみました。
使用部品はいろいろと試してみたら、大きいサイズのものばかりなって
しまいましたが、無理やり詰め込みました。
〜製作上の注意〜
特に難しい箇所はありません。上記の切り替えスイッチはTONEPADには記載
されていませんので、回路図と実体配線図を見ながら考えてみましょう。 |
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TONEPAD30 |
Real McTube
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12AX7相当管を1本使用したブ−スタ−です。
歪み機能はありませんが、真空管ならではの艶が付加される、ほど良い
ブ−スタ−だと思います。ノイズも少なく、クランチサウンドセッティングには花◎
更にいじり甲斐がある機器です。
〜製作上の注意〜
AC100Vを扱いますので、それなりの知識と経験が必要になります。
危険も伴いますので、上級者向きです。
画像はCサイズアルミダイキャストボックスを使用しました。
真空管ヒ−タ−電源用のトランスは、省いて12VACアダプタ−を使用しました。
電源ONのLEDの他に信号用のON/OFF LEDをつける場合、グラウンドの取り方
に注意して、よく考えてみましょう!通常の3PDTフットスイッチの配線はNGです。
初段のB+は82VDC、次段は48VDCでした。バイアスは2.4V、0.7Vでした。
参考にしてみてください。
必要ならば真空管にシ−ルドケ−スを併用してください。
取り付け位置や、方法、場所によってはノイズを拾います。
使用真空管は12AX7と同じ族であれば、使用可能です。
5751、12AY7、12AU7、5814A、ECC803S、などなど。。。
12AY7が個人的にはお薦めです。
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TONEPAD42 |
FRAVERB(FV1) |
Spin Semicondutor社のデジタルチップを使用したリバ-ブです。
プログラミング次第で他のエフェクトにもなります。
FV-1には内部に8個のプログラムを持てるようになっており、これ一つで
デジタルマルチエフェクタ−として使用できます。外部ROMでさらに8個持つこと
ができますので、最大16個のプログラムを持つことが可能にないます。
詳しくは、FV-1のデ−タシ−トをご確認ください。
TONEPADの基板は、前置きアンプにFETバッファ−を入れただけの、
ほぼデ−タシ−トに掲載の回路になっています。また、内部にプリセット
されている8個のプログラムをそのまま使用しましたが、このプログラム
はあくまでもデモ用であり、これを製品に使用してはいけませんので、ご注意を!
サウンドはクリアですが、デジタルくささがあり、リバ-ブは、このプリセット
では、音色、設定が実用的ではないかなと感じましたので、一工夫必要です。
揺れモノは、なかなか使えますが、どこかで味付けしたいと感じました。ただ、
応用性が限りなくある、便利なチップであると思います。
今後、カスタムチップも検討してみたいと思います。
エンコ−ダスイッチを使用したかったのですが、適当がものがありません
でしたので、今回はミニトグルスイッチで作りました。アナログのエフェクタ−
を製作するのと同じで問題ありません。
〜製作上の注意〜
エフェクタ−を何台か製作したことがある方でしたら、特に問題ないと思います。
ただ、FV-1はSOICパッケ-ジですので、半田付けが容易ではありません。
コテ先が細い半田ごてと細いはんだが必要になるでしょう。
高価なチップですので、細心の注意をはらってください。
TONEPADの回路図と実体配線図には誤りがありますので、列挙しておきます。
回路図、実体配線図、FV-1のデ−タシ−トを見比べてください。
1.入力部のカップリングコンデンサ 0.047uFと1nF
2.FET後のカップリングコンデンサ1uFの極性
3.FETの向き
4.回路図にて、26番ピンの100Ωの抵抗
(プリント基板は、実体配線図と位置が変わっています。)
LEDはクリップ用ですので、内部に入れても意味がありません。ラインレベルで
使用する場合は、必須になると思いますので、外部につけるようにします。
FV-1はステレオですが、片方をオ-プンにすると、ノイジ−になりますので、
モノ⇔ステレオの切り替ええスイッチをつけた方が良いです。モノのときには、入力
と出力をミックスさせるようにします。#4だけ、LとRにPOTの機能が振り分けられて
いますので、ミックスさせる必要があります。ギタ−だけにしか使用しないならば、
モノのみで、LとRの入出力を、それぞれつなげれば良いです。 |
 
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